最近オーディブルを聴き続けているナビです。
オーディブル便利すぎて毎日聴けちゃうぐらい気に入っています。
今回はその効果を実際に検証した研究結果をまとめてみました。
自分が調べた感じだとどうやらオーディオブックは実際に本で読んで学習するのと定着率はあんまりかわらないみたいなんですよね。
ナビオーディブルが流行っている理由がよくわかります。
管理人の実体験
最初に「オーディブルって実際どうなの?」と気になっている方へ。
私のリアルな体験談をお届けします。
私の活用スタイル
まず、私の使い方は少し偏っているかもしれません。
- ジャンル: 小説がメイン(学習目的の方には参考にならないかも…)
- シチュエーション: 買い物中や家事などのスキマ時間
- デバイス: ワイヤレスイヤホンで常に「垂れ流し」状態
もともと音楽や配信を常に流しているタイプなので、1日2時間は無理なく聴けています。
1冊10時間ほどの本も、数日でサクッと読み終わるペースです。
「聴き続けるのはキツくない?」への回答
「そんなに長時間、集中力が続くの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
正直に言うと、ちゃんときつくなる時はあります。
ですが、そこをちょっと耐えてみてください。
何度か聞いているとどんどん聞ける時間も伸びていきます。
疲れたら休憩すれば大丈夫です。最初は5分ぐらいから始めてみてください。
自分の集中力が伸びていくのを実感できるはずです。



適度に休憩しましょう!
オーディブルで「聴く力」が鍛えられた
オーディブルは文字が見えない分しっかり聞くしかありません。
これが結果として、最強のトレーニングになりました。
以前の私は 仕事でお客様のヒアリング中、長時間になると集中力が切れて聞き漏らすことがありました。
ですがオーディブルを聴くようになってからは最後までしっかりして聞くことができるようになりました。
オーディブルで鍛えられた集中力は現場でもかなり役立っています。
これは音楽を聴いているだけでは得られませんでした。



メリットだらけ
この記事でわかる5つのメリット
| # | メリット | 主な根拠 |
|---|---|---|
| 1 | 読書とほぼ同じレベルで内容を理解できる | Rogowsky et al. (2016) / Leroy & Kauchak (2019) |
| 2 | 脳の使い方は「読む」と「聴く」でほぼ同じ | Deniz et al. (2019) UC Berkeley / fMRI研究 |
| 3 | ナレーターの抑揚が記憶定着を助ける | Rodero & Lucas (2021) |
| 4 | 「聞く力」の持続力が鍛えられる | Audio Publishers Association / Ferguson et al. (2023) |
| 5 | 通勤・家事の時間がそのまま学習時間になる | Lewis (2009) サセックス大学 |
メリット①:読書とほぼ同じレベルで内容を理解できる
「聴くだけで本当に頭に入るの?」と不安に思う方は多いと思います。でも安心してください。
ブルームスバーグ大学のBeth Rogowsky氏らが2016年に発表した研究では、電子書籍で読んだグループ、オーディオブックで聴いたグループ、読みながら同時に聴いたグループの3つを比較した結果、
理解度に統計的な有意差は見られなかったそうです。


📖 出典:Rogowsky, B. A., Calhoun, B. M., & Tallal, P. (2016). Does Modality Matter? The Effects of Reading, Listening, and Dual Modality on Comprehension. SAGE Open, 6(3).
さらに2019年にPMCに掲載されたLeroy & Kauchakの研究でも、音声と文章で医療情報を提示した場合の理解度を比較していています。
質問に対する正答率はテキスト53%、音声55%とほぼ同等だったという結果が出ています。
忙しくて本を開く時間がない社会人にとって、これはかなり心強いデータじゃないでしょうか。


📖 出典:Leroy, G. & Kauchak, D. (2019). A comparison of text versus audio for information comprehension. Journal of the American Medical Informatics Association, 26(12), 1544–1550.
メリット②:脳の使い方は「読む」と「聴く」でほぼ同じ
2019年にUCバークレーのGallant LabがJournal of Neuroscienceに発表した研究がとても面白いです。
被験者にストーリーを「読んだとき」と「聴いたとき」のfMRI脳画像を比較したところ、単語の意味を処理する脳の領域がほぼ同じ強度で活性化していたそうです。
読む場合も聴く場合も脳は本質的に同じ方法で意味を構築しているということがわかります。
つまり「オーディオブックで聴くのは読書じゃない」という考え方は、脳科学的にはあまり正しくないということになりますね。
📖 出典:Deniz, F., Nunez-Elizalde, A. O., Huth, A. G., & Gallant, J. L. (2019). The Representation of Semantic Information Across Human Cerebral Cortex During Listening Versus Reading Is Invariant to Stimulus Modality. Journal of Neuroscience, 39(39), 7722–7736.
メリット③:ナレーターの声の抑揚が記憶の定着を助けてくれる
声優さんやナレーターの読み上げ方って記憶にすごく影響するんですよね。
Emma Rodero氏とIgnacio Lucas氏が行った研究では、
プロの人間のナレーターとAI合成音声でまったく同じ物語を聴かせて比較したところ、人間のナレーターで聴いたグループのほうが記憶テストの成績が有意に高く、物語への没入感や感情的反応も大きかったという結果が出ています。
研究者はこれを「Human Emotional Intimacy Effect(人間の情緒的親密性効果)」と呼んでいます。
プロの声の抑揚やブレス、感情表現が認知処理を深くし結果として情報が記憶に残りやすくなるという仕組みだそうです。


オーディブルのナレーションがプロの声優さんによるものである理由がよくわかります。
私が声優さんの読み方に理解度が依存していると感じるのは、科学的にも裏付けがあるということですね。
私は声優のい櫻井孝宏さんが好きなので、ナレーションがある【暁星】というオーディオブックは特におすすめです。
📖 出典:Rodero, E. & Lucas, I. (2021). Synthetic versus human voices in audiobooks: The human emotional intimacy effect. New Media & Society, 25(6).
メリット④:「聞く力」の持続力が鍛えられる
私はオーディブルを使い始めてからお客様のヒアリング時の集中力が上がった実感があります。
Audio Publishers Associationの2020年の調査では、
オーディオブックの利用者は「聴覚的な持久力と集中力が向上する」という報告がされていています。
ASHAジャーナルに掲載された研究でも、
聴覚トレーニングを継続的に行うことで聴覚的な注意力と認知能力が改善されることが示されています。


オーディブルは「文字が見えない」からこそ耳だけで情報を追い続ける必要があって、それがそのまま聴く力のトレーニングになっているんだと思います。
仕事で人の話を聞く機会が多い社会人にとって、これは意外と大きなメリットじゃないでしょうか。
📖 出典:Ferguson, M. A. et al. (2023). Effects of Auditory Training in Older Adults. Journal of Speech, Language, and Hearing Research, 66(9).
Audio Publishers Association (2020). Annual Consumer Survey.
メリット⑤:通勤や家事の時間がそのまま学習時間になる


社会人にとって一番のハードルは「勉強する時間がない」ということだと思います。
オーディブルのいいところは通勤中や家事をしながらでも聴けるという点です。
Audio Publishers Associationの調査によると、オーディオブック利用者の約7割が何かをしながら聴いているそうです。
通勤電車の中、ランニング中、料理中など、今まで「ただ過ぎていた時間」を学びの時間に変えられるのはかなり大きいですよね。
ちなみに2009年にサセックス大学のMindlab Internationalが行った研究では、たった6分間の読書でストレスレベルが68%も低下したという結果が出ています。
通勤中にオーディブルを聴くことは学習とストレス解消を同時にできる一石二鳥の方法と言えそうです。
📖 出典:Lewis, D. (2009). Galaxy Stress Research. Mindlab International, University of Sussex, UK.
まとめ
今回調べてみてわかったのは、オーディオブックは「読書と同等の学習効果を持つ別のインプット方法」だということです。
本当に効果があるの?と思っていた方もこれで学ぶことに引け目を感じる必要はありませんね!
特に仕事で人の話を聞くことが多い社会人の方はトレーニングとしてもかなり有効だと思います。
ぜひオーディブルを試してみてください!
参考文献一覧
| # | 著者・年 | 論文タイトル / 出典 |
|---|---|---|
| 1 | Rogowsky et al. (2016) | Does Modality Matter? The Effects of Reading, Listening, and Dual Modality on Comprehension. SAGE Open, 6(3). |
| 2 | Leroy & Kauchak (2019) | A comparison of text versus audio for information comprehension. Journal of the American Medical Informatics Association, 26(12), 1544–1550. |
| 3 | Deniz et al. (2019) | The Representation of Semantic Information Across Human Cerebral Cortex During Listening Versus Reading. Journal of Neuroscience, 39(39), 7722–7736. |
| 4 | Rodero & Lucas (2021) | Synthetic versus human voices in audiobooks: The human emotional intimacy effect. New Media & Society, 25(6). |
| 5 | Ferguson et al. (2023) | Effects of Auditory Training in Older Adults. Journal of Speech, Language, and Hearing Research, 66(9). |
| 6 | Lewis, D. (2009) | Galaxy Stress Research. Mindlab International, University of Sussex, UK. |
| 7 | Audio Publishers Association (2020) | Annual Consumer Survey. |
\ 詳細はこちら /
著者: ナビ(サブスクナビ運営者)
👉 プロフィールはこちら
公開日: 2026年2月12日
最終更新日: 2026年2月12日










